早いもので、7月ももう半ば...。
日本特有のじめじめとした暑さが続いていますが、皆様まだ夏バテはしていませんか?
実は、最近読んだ小説の世界に魅了されてしまいました。
舞台は、小笠原諸島と大都会東京。
青い海に生きる、イルカと言葉が交わせるような純粋で優しい心を持った青年と、世界的声楽家を目指す東京に住む音大生のラブストーリー...☆
2人の出会いは、小笠原諸島の夜の海...。青年になついているイルカが2人を引き合わせてくれました。
けれど、東京に住む彼女には、心に傷があり...。2人が離ればなれになった後、彼女からのSOSに応えて、海のない東京に出てくる青年...
そこで青年が体験する、金銭問題や利害関係や策略、...死との直面。大都会の荒波に翻弄されながらも、強く惹かれ合う2人の最後の選択には、涙が止まりませんでした。
ストーリーも去ることながら、書かれている文章の描写が素晴らしく、頭の中で情景が、ワッと広がる小説でした。
おや...?なんとなく「楽園」に通じてくるものがあるのでは?読み終えてふと思いました。
戦争によりもたらされる悲しみ、喪失感...大きさは比較にならないのですが、今を生きる私たちも、大なり小なり、様々な思いを、家族に、恋人に、抱いていて、それでも動かしようがない個人の力ではどうしようもない見えない力に流されそうになりながら、必死に闘っている...。
劇団スイセイ・ミュージカルの「楽園」には、沢山の見所があります!
カンパニーメンバー全員が、歴史を学び、史実に忠実に作品を創っていること。純粋にミュージカルとしてのダンス、歌での場の華やかさ、そして、自分に重ねていけるかもしれないストーリー展開...
皆様、是非劇場まで足をお運びいただき、私たちと一緒に作品を"感じて"くださいね(^o^)
角替奈美子


