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| ~STORY~ |
時は現代、ハワイ、オアフ島のホノルル空港。
大学でハワイ史の講師をしている佐々木亜矢子は来春出版する本の取材のため、ハワイにやってきた。
取材とともに、もうひとつ、亜矢子にはハワイでどうしても知りたいことがあった。
子どものころからよく見る夢。
亜矢子はハワイアンの女性になって、嵐の中、フラを踊っている。
そして、そこに必ず現れる、黒い髪に黒い瞳の青年。こちらに向かって、何かを必死に叫んでいる・・・。
亜矢子は運命に引き寄せられるように、ハレイワにある老人施設を訪れる。
そこで出会ったのは、日系二世の女性、治子。
治子は、亜矢子の顔をじっと見つめると、重い口を開き、語り始めた。
それは昔、ここハワイで起こった、悲しい出来事・・・。
時は遡り、1941年ハレイワ。
日系二世の星司は、生まれ育ったハレイワの街で家族とともに平穏な毎日を過ごしていた。
ある晩、森に出かけた星司は、ハワイアンの美しい女性レイラーニに出会う。
自然を愛し、自然と共存するレイラーニ、そして、音楽を愛し、大きな夢を抱く星司。
人種の壁を越えて互いに惹かれあっていく二人。
しかし、そんな二人にも、戦争の暗い影が容赦なく忍び寄っていた・・・。
アメリカと日本の情勢は悪化の一途をたどり、ついに米日交渉も決裂。
そして、12月7日
真珠湾攻撃。
その日を境に、アメリカの日系人に対する警戒は一気に高まり、アメリカと日本の狭間で、星司たち日系二世の想いは激しく揺さぶられる。そんな中、アメリカ人と日系アメリカ人との溝を埋めようと、多くの日系二世たちがアメリカ軍である第442連隊に志願していく。星司と富郎もまた、志願を決意する。
そこで待っていた現実は・・・。
日常の幸せが、人間の愚かさの渦にのまれ、そして―。 | |
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